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ディーゼル微粒子捕集フィルターの詰まりの対策
ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)はディーゼル車両の排出ガスを低減する役割を果たします。このフィルターは、エンジンの燃焼プロセス中に発生するすす粒子を捕集し、環境への放出を防ぎます。
DPFでは通常、550℃以上の温度ですすが自己発火、燃焼します。しかし、短距離走行を頻繁に行う場合やストップアンドゴー運転が長時間続く場合は、すすを灰になるまで燃焼させるのに必要な温度に達することができません。そのため、短距離走行車および市街地走行車では、ディーゼル微粒子捕集フィルターの詰まりが発生しやすくなります。
高額な修理費、排出ガスの増加、排気系統の問題を防ぐには、以下の4つの対策を講じることができます。
1. 専門家によるディーゼル微粒子捕集フィルターの洗浄
最も根本的な解決策は、ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)の定期的な洗浄です。DPFの表面にこびりついたすす汚れも徹底的に除去することで、DPFの寿命を最も効果的に延ばすことができます。さらに、有害物質の排出量と燃費を低減します。
最大のメリットは、 DPFを装着された状態で洗浄を行うため、修理や交換に比べて非常に低コストなことです。
3. 専門家によるエンジンシステム洗浄
エンジンシステムの汚れは、すすや灰の増加やDPFの目詰まりのリスクを高めます。そしてインジェクターに堆積物が付着すると、噴射パターンが変化します。インジェクターは燃料を細かく噴霧できなくなり、完全には燃焼しない大きな燃料滴を噴射するようになります。その結果、すすの量が増え、DPFに入ってしまいます。さらに、インテークシステム内のオイルの堆積や汚れも、クリーンでない燃焼の原因となり、すすや灰の発生の増加につながります。
プロフェッショナルなエンジンシステム洗浄により、こうしたことを事前に防ぐことが可能です。
4. 適切なエンジンオイル
エンジンオイルの残留物が微粒子フィルターに蓄積することがあります。これらは通常の再生モードでは除去できません。そのため、メーカーが規定した仕様と、エンジンオイルのいわゆる「低灰分特性」に注意することをお勧めします。