• 01/27/2022

エルンスト・プローストの置き土産 - 1000人の共同起業家に2000ユーロの業績賞与

2021年、エンジンオイルメーカーのLIQUI MOLYはあらゆるハードルを越えていくために力を尽くし、その努力は報われることとなりました。 退任を間近に控えたエルンスト・プロースト取締役と、今後は単独の取締役となるギュンター・ヒアマイアーは、このファイティングスピリットに、全従業員へのサプライズプレゼントという形で感謝の意を表します。

「私たちはよく働き、20%の成長を達成しました。 チームの全員が厳しい状況のもとで仕事を行いました。 ヒアマイアー取締役と私は、これは全員に贈り物をする価値のあることだと考えました。
どうとでも名付けてください。 コロナ特殊勤務手当、ボーナス、業績賞与、それとも、でかい儲けの分け前…」とエルンスト・プロースト。 

世界市場の緊迫した状況は、業界全体に大きな影響を及ぼしています。 供給上のボトルネックと原材料価格の恐ろしいまでの高騰に起因する試練を受けているのは現在、同業界だけではありません。 ウルムを拠点とする中規模企業の同社は昨年も、ハードなチームワークが報われ、あらゆる障壁を乗り越えられることを実証しました。 LIQUI MOLYの2021年度の売上高は1億2,200万ユーロ増加しました。経営陣によると、収益も回復しました。 「現在、2月の財務監査の完了を待っているところです。 コロナ以前と比べて素晴らしいとは思えませんが、状況を考慮すると非常に良好ですと言えますj」とエルンスト・プロースト取締役は誇りをもって語ります。  
「誰もが経済状況がいかに悪いかについて話していますが、 私たちは、何より人的要素に着目します。 私たちは最初から、誰にも時短勤務を強いない、誰をも外に放り出さないと言ってきました。 私たちは、一緒に成し遂げたかったのです。 国の援助に頼らずに問題に対処したいと考えました」と、パンデミック当初に攻めの姿勢を打ち立てたエルンスト・プローストは語ります。 社内の誰もが何らかの形で影響を受けたといいます。 「生産部門では、週末に追加のシフトが実施されています。 マスク、ソーシャルディスタンス、コロナ対応の小さなグループ。 ‘共同起業家‘たちは可能な限り在宅で勤務を行い、お客様との連絡を維持し、注文を作成して処理します」とエルンスト・プロースト。 ソーシャルディスタンスの時代である今、学校に行けない子供たちが自宅で遊ばざるをえないなど、時には孤独で、多くのことがほとんど不可能になってしまいます。 「誰もが精神的に参っています。 生産現場、倉庫、家庭など、世界のどこにいても。 それでも、私たちのチームスピリットは屈しません。 全員が素晴らしい仕事をしました」と、両取締役は意見を同じくしています。 「私たちはこの成果の価値を認め、感謝いたします。 良い時も悪い時もたゆまぬ努力に感謝いたします」 
同社によると、すべての共同起業家がボーナスを受け取ります。 「南アフリカの倉庫労働者から北米の子会社の取締役まで」とエルンスト・プローストは言います。 「チームがこれほど素晴らしくなかったなら、私たちは危機をこれほどうまく乗り越えていなかったでしょう」とエルンスト・プローストは確信しています。あと数週間で退職する同取締役にとって、このボーナスは彼の個人的な感謝の意であり、別れの贈り物です。