• 05/04/2022

LIQUI MOLYから2つのEモビリティー新製品

自動車用化学品のドイツ発製品が勢ぞろいして、Tesla用のトランスミッションフルードや燃料電池クーラントの発売となりました

LIQUI MOLYは燃料電池用クーラントと電気自動車の特殊トランスミッションフルードを開発しました。両製品とも今すぐお買い求めになれます。LIQUI MOLYのダヴィド・カイザーR&D部長は以下のように説明します:「この製品はパイプラインから出た最初の商品です。弊社は約束を必ず守ります - 全世界ですべての車両のために最適な製品を提供します。」

欧州、米国、その他アジアの広域でEモビリティーは止みません。今後数十年間、従来型の駆動システム車両は代替ドライブより断然多い状態が続くとはいえ、我がドイツの潤滑剤専門メーカーではモビリティーの転換期に向けた準備をしています。「基本的に様々なドライブコンセプトのミックスがあります。」この点についてダヴィド・カイザーは以下のように説明します:「車別にどのメーカーでも異なる要件を求めてきます。弊社の研究ではすべての認可と要件に対応して、最高水準の品質を提供するようにしています。」

品質こそLIQUI MOLYでのキーワードです。電気自動車のクーラントこそまさしく使用するに値する厳格な要件が課せられます。エチレングリコールに非イオン性添加剤を結合させた LIQUI MOLYの燃料電池クーラント FCF 20 はほぼ導電性がゼロで、材質の両立性と劣化安定性が卓越しているのと同時に、最適な放熱を可能にします。「バッテリーや燃料電池の発熱はものすごく高いです。クーラントへの要件も同じように高いです。FCF 20 は放熱仕様となっているだけではなく、すべての部品もLIQUI MOLYではおなじみの長期間保護力があります」と、カイザーが誇り高げに語ります。燃料電池で発生する熱量は従来の同等馬力の燃焼機関より高くなる可能性があるため、最適な放熱は絶対必要です。こうして部品の寿命が最大限に保証されます。この製品は燃料電池技術では先端を走るトヨタのMiraiにも最適です。

継続開発では、道路で頻繁に見られるようになっているバッテリー駆動のみの電気自動車をターゲットにしています。「電気自動車はオイルが不要だというのは間違っています。電気自動車でもトランスミッションのために非常に高品質の潤滑剤が必要です」と、ダヴィド・カイザーは言います。この場合も、LIQUI MOLYでは高トルク電動機に適した強力なフルードを提供しています。新製品トランスミッションフルードTop Tec Gear EV 510はTeslaの厳格なメーカー要件を満たしています。EV(電気自動車)という表記からこのLIQUI MOLY製品が電気自動車専用に開発されたことがわかります。しかしそれだけでは何も達成されたことになりません。「弊社では研究から得たすべての経験を特殊E製品の開発に注ぎ込んでいます。例えばこれには電気自動車用の低導電性クーラントも含まれます。こうしたクーラントも近い将来発売される予定です」と、同開発部長は約束します。

LIQUI MOLYの大半の製品は基本的に、燃焼機関か電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池かを問わず、すべての駆動方式に対応します。このためOEMからの許可こそ決定的となります。「特殊製品を使用する所ではどこでも弊社がソリューションを提供しています。これはどのドライブについても言えます。」(ダビッド・カイザー)

以上でご紹介した新製品では全品取り揃えの弊社としてはおよそ4000件の品目をさらに増やし、提供商品を代替ドライブに向けて勢ぞろいさせます。